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『日本敗れず』に投稿された感想・評価

「日本の一番長い日」(1967)の原型。終戦時の「宮城(きゅうじょう)事件」を描いた初の映画。ハリウッド帰りの阿部豊監督と、同じく早川雪洲が主演。新東宝が戦後9年目に制作。

「日本の一番長い日」で三船敏郎が演じた阿南陸相を本作では早川雪洲が演じている(役名は川波陸相)。両者の個性の違いがそのまま作品の印象を決定づけている。晩年の早川雪洲はあまり観たことなかったが、眼光鋭く貫禄があり惹きつけるものがあった。声を荒げることの少ない演技はリアルな苦渋を感じさせた。全体的に真面目で堅実な作りで、戦後九年目の日本の切実な空気を反映しているように思えた。

冒頭に1954年(昭和29年)時点の復興を果たした東京が映し出される。本編では「日本の一番長い日」にはなかった終戦直前の庶民たちの姿、東京大空襲で逃げ惑う様や靖国神社で玉音放送を正座で聴く女性たちが描かれる。そして終盤には、終戦の年に産まれた子どもたちの校庭での元気な様子に“子供たちがこれからの日本を築く”とのナレーションが入る。彼らは今年で78歳である・・・。

半藤一利によるノンフィクション「日本のいちばん長い日」(1965)のずっと前に本作が作られてたことは知らなかったし、隠れた秀作だと思う。ただし当時は資料が不足していたためか史実とは異なる点があり注意が必要。

※阿部豊監督は同年の「叛乱」(1954)で、制作開始直後に病で倒れた佐分利信監督の後継監督を務めた。
観る前は寝る気満々だったのに観始めたら普通に面白くてビビった。『日本のいちばん長い日』同様、宮城事件を扱った作品。日本の〜よりもコンパクトにまとまっていて、バカでアホな自分でも宮城事件について楽しく理解することができた。回想形式で始まる戦争映画って結構珍しいんじゃないかって思った。あと、天皇を直接映さないのが気になって仕方がなかった。まあこの映画が公開されていた頃には昭和天皇はまだ生きていたんだし、下手な描き方したら不敬になるからね…。でもやっぱ気になるわ。
役者はみんないいのに画面に緊張感がない。ただ東京大空襲のシークエンスは凄い。

@シネマヴェーラ渋谷