輝く夏、キラキラ光る海、たわいのない会話に笑い声。
これぞバカンス映画。
ギョーム・ブラックの原点はここなのね!
女の子2人、男の子1人という危うい三角関係はいつだって映画を面白くする。
トリュフォーのような悲劇はなく、女の子たちが港でいつまでも手を振り続けるところが良い。
ダンスシーンが多く、そのどれもが最高。
可愛くてカッコ良くて、見ていて笑顔になる。
とりとめのないカットを軽快な音楽でつなぐ、これぞヌーベルバーグ!
終わりそうで終わらない終盤にはやられた。
兵役を控えたミシェルにとってはちょっぴりセンチな成長の夏。
アンニュイな夏の終わりを感じる、大海原へと繰り出す船のラストが最高だった。
これはカラーで観たかった!