kazu1961

インビクタス/負けざる者たちのkazu1961のレビュー・感想・評価

4.0
▪️Title : 「インビクタス 負けざる者たち」
Original Title :「Invictus」
▪️Release Date:2010/02/05
▪️Production Country:アメリカ
🏆Main Awards :※※※
🕰Running Time:134分
▪️Appreciation Record :2020-263 再鑑賞
▪️My Review
凄いですね!!スポーツの感動は政治・信条、人種を超えてどんな困難をも乗り越える力を持っていますね。やはり東京オリンピックを開催して、いまの世情を乗り越えていきたいですね!
本作は、偉大なるクリント・イーストウッドが見事な手腕と不屈の精神で、世に送り出す感動の実話の物語。
当時、南アフリカにおいては、白人のスポーツであったラグビーは、人種隔離政策に苦しむ南アの8割を占める非白人にとって「敵のスポーツ」だったんですね。それが試合を経るごとにその垣根が取り払われていった、これが実話であることにより感動します。
一方で、これを実現したのは、ネルソン・マンデラ大統領の不屈の魂があったが故、マンデラはこう言っています“スポーツには世界を変える力がある。人々にインスピレーションを与え、団結する力があるだ。ほかのなにかにはまずできない方法で”。。。
ジョン・カーリン原作のノンフィクション小説を、クリント・イーストウッド監督が映画化しました。イーストウッド監督は当時の再現にこだわりました。クライマックスのラグビーの試合シーンも、実際の試合がおこなわれたヨハネスブルグのエリス・パーク・スタジアムで撮影されました。美術チームは徹底的なリサーチをし、当時のスタジアムをできるだけ再現し、最終的にはCGIで完成しました。ちなみに、スタンドの観客は、2000人余りのエキストラをモーション・ピクチャーで6万2000人に増大させているんですね。衣裳も綿密に95年当時を再現しています。現在のチームよりも短い短パンの丈ゆったりとしたジャージのシルエットや、布地にしても現在は合成繊維ですが、当時は綿だったため、この映画のために特別に布地を織ってもらって再現したそうです。そこまでのリアリティを追求しだからこそ、実話であるがゆえの高揚感が演者できたんですねあ。
また、試合のシーンではローアングル、スローモーションなどを多様化し、体と体がぶつかる“音”まで表現して臨場感を高めています。
キャスティングも最高で、主演はモーガン・フリーマンとマット・デイモン。新旧の名優たちが熱演する実話を基にした物語に胸が震えます。
物語は。。。
1994年、マンデラ(モーガン・フリーマン)はついに南アフリカ共和国初の黒人大統領となります。いまだにアパルトヘイトによる人種差別や経済格差の残る国をまとめるため、彼はラグビーチームの再建を図ります。1995年に自国で開催するラグビー・ワールド・カップに向け、マンデラとチームキャプテンのピナール(マット・デイモン)は、一致団結して前進していきます。。。
「invictus」とは、ラテン語で「征服されない」「屈服しない」を意味する語で、原題は直訳すれば「征服されない者」なんですね!!
感動します!!

▪️Overview
南アフリカ共和国のネルソン・マンデラ大統領と同国代表ラグビーチームの白人キャプテンがワールドカップ制覇へ向け奮闘する姿を、クリント・イーストウッド監督が描いた人間ドラマ。1994年、南アフリカ初の黒人大統領となったマンデラは、アパルトヘイトによる人種差別や経済格差をなくし、国をまとめるためには、95年に自国で開催されるラグビーワールドカップでの優勝が必要と感じ、代表チームのキャプテン、ピナールとの接触を図る……。主演はモーガン・フリーマンとマット・デイモン。(引用:映画.com)
kazu1961

kazu1961