同じアニメの"ソウルフル・ワールド"が観たくて音楽家のママ友と行く約束をしていたのだが、、それまではお昼を挟んでの上映だったのに、"上映時間が朝イチ（8時台）に変わってしまって自分にはキツイから別の作品を…"との事で、"異人たち"を提案されるもどうしても私は音楽物が観たかった（頑固者！笑）ので、二人とも気になっていたこちらを。
藤子・F・不二雄生誕90周年記念作品とあって、オープニングはとても素敵♪で、わくわくしながら観始めたのだが…
結論から言うと、前評判が高かったのでかなりハードルが上がってしまっていて（葉加瀬太郎が楽曲参加・主題歌Vaundy）、その期待のわりには。。という感じだったかな。（音楽は良かった💓）絶対号泣すると思っていたので。。
音楽がなくなってしまった世界って？という問いから、他力本願なのび太が苦手なリコーダーの練習を頑張る姿や皆で力を合わせてハーモニーを奏でるまでを描いていてメッセージは良かったし、テーマやキャラクターもなかなか魅力的なんだけど。
何だろう？？前半がやたら長く間延び感が否めなくて、私がうーん、、と思っていた矢先に奥の席から"もう帰りたい"という幼稚園位の子どもの声が。。（結局お子さん連れて出ていかれました）
演出が少々回りくどくて、伝えたいことはわかるけど、、みたいになってたのかなぁ。（半分とは言わないけれどもう少し短くできたはず…）後半に入ってからは、テンポアップしてまとまってはいたけど。闘うべき存在が、小さい子どもには今一つわかりづらかったかなー。
そして、私の心ももうこういう作品に感動できるほど純粋ではなくなってしまったのか⁉︎
小・中学生の音楽をかじってる甥っ子姪っ子達は面白かったとの事なので、その世代の子達にはちょうど良かったのかも。歴代の音楽家達を模した登場人物も出てきて、勉強にもなるし。
あ、、のび太の"の"の音は良かったな♪
ほんわかした！
ワークナーの声が石丸幹二、マエストロ・ヴェントーが吉川晃司！どちらも良い声だと思ったけど、わからなかった。
ミーナ役の芳根京子の歌も上手かった♪
ラストは予定調和ながら、ウルッとなるんだけどね！
自分も音楽を趣味にしているので、独りよがりではなく人にどう伝わるかを意識して、"ファーレ"を大事にしていきたいな、と思った。
（公式ホームページはすごくかわいいので、是非見てみて下さい🎶）
＊＊どうやら、映画の公開前にドラドラ♪シンフォニープロジェクトというものがあり、全国から参加者を募集して子ども達が作る楽器隊で演奏するイベントがあったらしく、それが盛り上がっていたよう。葉加瀬太郎はそのスペシャルサポーターで参加していた。
子どもが小さくて、音楽に興味があったら楽しめたのかな。。
