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男になったらのsonozyのレビュー・感想・評価

男になったら(1918年製作の映画)
3.0
エルンスト・ルビッチのサイレントコメディもう1本。
こちらもオッシー・オスヴァルダ主演。三部構成になってます。

①庭で男とタバコふかしながらポーカーしてるやんちゃなオッシー。
厳しい叔父と叔母(母?)からもっと女の子らしくしなさいと怒られている。
叔父が仕事で遠方に行くことになり、やっと自由になれる!と喜ぶが、新たに教育指導役のケルステン博士が登場。出かけようとすると、年頃の娘は寝る時間だと無理矢理寝かされムカつくオッシー。
なんで男の子に生まれなかったの!と悔しがる。

②男になってやる!と思い立ったオッシーは、ダンスパーティ用に男性用のイブニングスーツを仕立てる。
髪も男風にまとめ、片眼鏡、ハットというスタイルでダンスホールへ。
男からは相手にされず、女からは手荒に可愛がられる。
会場にケルステン博士も来ており彼がナンパした女性を冷やかすオッシー。博士が怒っている間にその女性は別の男に取られてしまう。

③男装したオッシーだとは気付かない博士。二人は酒を飲み交わし葉巻をふかしながら男同士?意気投合。へべれけ状態でホールを出て馬車に乗るが。。

「男になってみたオッシー」が男になるのも大変そうだ。やっぱり女がいいかも。。と気付くお話。
100年前にこのテーマというのがユニーク。
オッシーは今作も、ハジケてました。
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