リーマン・ショック以降、ハリウッド映画では、投資銀行員は守銭奴の悪者。というポジションに定着した感がある。
あと、高給と高学歴を鼻にかける嫌なやつ。みたいな立ち位置。
この映画は、ど素人が鼻持ちならない守銭奴から金を取り戻そう。というアクションを起こすストーリー。
実話だそうで。全然知らなかった。一時期話題になった、「we are 99%」と同じ匂いを感じました。(劇中にそんな話も出てきた)
見てて思ったのは、機関投資家がつくったプラットフォームに乗って、取引してるのなら、カモられる事があるだろ。って思わないのかなー。って、自分は思いました。
終盤の公聴会のパートでは、誰でも取引出来るプラットフォームなんだから、フェアでクリアな事が当たり前。っていう論調になってたけど、米国式カジノ資本主義の思想は、そうなんでしょうね。
映画の中で、個人投資家のオカンが「麻薬と同じだから、はまりすぎてはダメ」というような事を、注意するんだけど、本当これ、個人投資家にはみんな言ってあげたいです。