劇場公開時に鑑賞
「作りと感想」
ハリウッド式のエンターテイメント性は少ないですので、それを望む方の鑑賞には、ご留意が必要です。
セレブのプライベートを見たい・知りたい方のご鑑賞は、よろしいかと存じます。
インディペンデント系の映画をご鑑賞になりたい方には、悪くない時間が提供されるでしょう。
プレスリーとの関係やあり方を、妻であった主人公の視点から描いた内容。
プレスリーという人をではなく、あなたと私という描き方。
その点が近年でいうと、映画「エルヴィス」とは違う。大佐も名前のみで、直接は登場しません。
当時のアメリカ合衆国やアメリカ合衆国の方のあり方には、時代背景が見られて、現在から考えるとギャップというものが感じられます。
当時を学習したり、体感したりすることが出来ます。ソフトにでしょうが。
ドラマとして、なかなか魅力的。
プリシラという人を、ソフィア・コッポラという人の描いたというところが、やはり個性と共に1つの特色となっています。
監督がプリシラの持つ個性や繊細さを、感情的かつ繊細に描き出しています。