"夫のバーターとしてしか見られない妻の苦悩"という、ソフィア・コッポラが『ロスト・イン・トランスレーション』や『マリー・アントワネット』でも描いてきたテーマ。
のわりには、エルヴィスのこと利用してカンニングしたりしてんじゃん…
バズ・ラーマン監督の『エルヴィス』とセットで観た方がいいと思う。
あっちでは描かれてなかったことがこっちでは描かれていて面白い。その逆もしかり。
例えば、エルヴィスの家に黒人の使用人がいたという事実は、バズ・ラーマンの方だとテーマ的にブレるから削除されたのかな…と思ったり。