夫を事故で失ったシネは息子と共に夫の故郷である密陽へと移り住む。ピアノ教室を開くため物件を探す日々を送っていた。ある日、息子が何者かに誘拐される事件が起き…というお話。
チョン・ドヨンの壮絶な演技が一見の価値アリアリなんですけど、映画としてはうーん。
結局人間は何より本能的な感情が優先してしまうこととか、思うところはちょこちょこあったにせよ、何よりシネが信仰を持つシーンが唐突すぎやせんかと。
もっと信仰するに至ったきっかけとかに時間割くべきと思ってしまってその一点においてちょっと乗れなかった。
まあ韓国と日本、プラス時代のギャップでそういうもんなんかもしれんけど劇映画としては真偽はアレにせよ分かりやすい振りが欲しかった。