ラース・フォン・トリアー24歳の時1980年の短編。
謎の男役はトリアーが演じてる。顔隠してるから気づかなかったな。
光過敏症の女性が早朝のフライトに乗ろうとするも電話しながらグダグダ考える約8分。
後に長編で立て続けに感じることになる異様な雰囲気はすでに出てる。
悪夢に出てくる男の影、青と赤と闇の使い方、暗い夜中のアパートと明け方の鳥が羽立つシーンが対照的。
光過敏症(光恐怖症？)を克服したように感じるシーンもトリアーの短編と思って見てるとそうは見えない。
全然空に思えない土色の空に羽ばたく鳥は地面をガサガサ蠢く虫みたいだし。
後から知ったがアンドレイ・タルコフスキーの「鏡」のショットの影響を受けたとトリアー本人が語っていた。へぇー。
