きょん

ダンサー イン Parisのきょんのレビュー・感想・評価

ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)
4.5
とてもよかった☆彡

ミラノ座のバレエ・ダンサー、マリオン・バルボー主演。初めのシーンからとても引き込まれた。さすが本職。短いシーンでしたがとても美しい踊りでした。

マリオン・バルボー、演技は初めてだったそうですがとても軽やかに上手い演技でした。フランソワ・シヴィル、メディ・バキ、ドゥニ・ポダリデス、ミュリエル・ロバン等々、みなさんよかったです。メディもダンサーで本人役。エリーズ(マリオン・バルボー)の療法士ヤン(フランソワ・シヴィル)はとてもお茶目なキャラクターで、あるシーンでは大笑いしてしまいました(*´ω`*)

お話もすごく変わったところがあるわけではないけれど、とてもよかったし、出ている主要人物がそれぞれいい人ばかり、必要な時は厳しいことも言えるという人間として素晴らしい人ばかりで自分自身も勇気や元気をもらいました!

ひとつだけ。エリーズはパパ(ドゥニ・ボダリデス)の愛を疑っていますが、「愛してる」と言われなくても十分過ぎるほど愛されているのは外から見てもよく分かるので、なんで気づけないのー、とは思いました。パパは妻を亡くして娘3人をよくここまで育て上げました。とても優しくて娘思いのパパです。

そして恋人たちの逢瀬。彼から電話がかかってきて、「走ったら10分(だったかな)で行く」、彼女も走って…とても素敵で美しいシーンでした。たまにはドキドキするのもいいもんです。

そしてそして初めに続き、クライマックスのコンテポラリーダンスのシーン、圧巻でした。もっと観たかった。コンテンポラリーダンスは名前しか知りませんでしたが、魂を感じる熱いダンスでした。やってみたいと思ったりしましたが、やはり基礎がなってないとダメだろーなぁと思います。ざんねーん(>_<)
きょん

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