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パリ・ブレスト 〜夢をかなえたスイーツ〜のkochabのレビュー・感想・評価

3.5
主人公、移民の青年。職業訓練校?(更生施設?)のようなところで寄宿舎生活を送る中、子供の頃から憧れた名パティシエの元に潜り込んだかと思ったら実力が認められそのまま働くことができるように。

しかし生い立ちはが...。母親は生活保護を受けてまともには働いていない家で育った少年。そんな中でも、心の拠り所があって、それが里親家族。移民の子にも実の子供のように接してくれます。

主人公は母親に反発もしながらもパティシエで世界一を目指す~、と言ったストーリーで。
実際にあった話を基に作られた映画です。

映画としての立身出世物語や、俳優陣も特に気になるところもないですし、特に気にならずフツーにおもしろいと言えばおもしろい、と。

ただ、フランス映画をちょっと観ている方には分かっていただけるところもあると思いますが、「フランスへ来た移民」+「立身出世」というのがなんか鉄板というか...。題材こそいろいろ、最近ではオペラ歌手だったり、とかいろいろいろいろ出てきてますが、結果同じのような気が。平たく言えばだいぶ「食傷気味」でして。日本語にはいい言葉がありますね。「二番煎じ」「三番煎じ」と言ったような...。

そこが気にならなければ普通におもしろいと思っております。はい。
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