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名犬ラッシー/家路のkazu1961のレビュー・感想・評価

名犬ラッシー/家路(1943年製作の映画)
3.7
▪️JP Title :「名犬ラッシー 家路」
Original :「Lassie Come Home」
▪️First Release Year : 1943
▪️JP Release Date : 1951/02/10
▪️Production Country :アメリカ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2020-595 再鑑賞
🕰Running Time : 88分
▪️Director : フレッド・M.ウィルコックス
▪️Writer : ヒューゴー・バトラー
▪️MusicD : ダニエル・アンフィシアトロフ
▪️Cast. : エリザベス・テイラー、ドナルド・クリスプ、ロディ・マクドウォール 、ディム・メイ・ホイッティ、エドモンド・グウェン
▪️My Review
物心ついた頃からラッシーが大好きで、テレビドラマも映画のテレビ放映も数多く観た記憶があります。今観てもほんと天才犬ですね!!犬の演技だけでも引き込まれてしまいます。
人気の高い名犬ラッシー、そんなラッシーの人気はこの映画から始まりました。ラッシーの映画版第1作(原作エリック・ナイト)で、初代ラッシーの初主演映画。しかもエリザベス・テイラーの初主演作でもあります。エリザベス・テイラーこの時11歳、ハンパない存在感とオーラを放っています。
そして、まさしくタイトルの「家路」が示すように、スコットランドからヨークシャーまでの千マイル、ラッシーのカラクルー家までの数々の冒険が繰り広げられますが、その活躍ぶりが最大の見どころですね。
ラッシーの良き友、カラクルー家の少年に扮するのはR・マクドウォール。対する侯爵家の娘には若き日のエリザベス・テイラー。人間側のドラマもソツなく展開されています。
エリザベス・テイラーとR・マクドウォールの友情はこの時以来、後に役の付かない彼を「クレオパトラ』でオクタビアスの大役に推薦したのもテイラーだったんですね。
そして、この作品を皮切りに映画やテレビドラマなどが多数製作され、ラッシーは最も有名な犬の名前となり、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに顕彰される3頭の犬の1頭となりました。あとの2頭は、名犬リンチンチンと名犬ストロングハート。

物語は。。。
ヨークシャーに住むカラクル一家の飼犬ラッシーは、見た目も立派なだけでなく非常の利口で、毎日午後4時にカラクル一家の息子ジョー(ロディ・マクドゥォール)を迎えに学校へ行く名犬でした。しかし一家の主人サム(ドナルド・クリスプ)は失業から借金がかさみ、ラッシーを侯爵家に売り渡してしまいます。悲しみに暮れるジョー。しかし翌日午後4時になると、ラッシーは侯爵の犬舎を逃げ出して、学校へジョーを迎えに行きます。ラッシーはすぐに連れ戻されるが、その後も度々ラッシーが逃亡を繰り返す為、侯爵はラッシーをスコットランドの別荘に送ります。厳しい訓練を受けるラッシーだったが、ついにある日別荘を脱走し、カラクル一家の待つヨークシャーに向かって。。。

▪️Overview
コリイ種の名犬ラッシーを主人公にした“ラッシー”シリーズの第1回作品(1943年)。エリック・ナイトの原作をヒューゴー・バトラーが脚色し、この作品で1本立ちになったフレッド・M・ウィルコックス(「故郷の丘」)が監督した。撮影は「マルクス兄弟珍サーカス」のレナード・スミス、音楽は「他人の家」のダニエル・アンフィシアトロフが担当している。ラッシーをめぐって、「わが谷は緑なりき」のロディ・マクドウォールとドナルド・クリスプ、「ミニヴァー夫人」のディム・メイ・ホイッティ、「故郷の丘」のエドモンド・グウェン、「風雲児」のナイジェル・ブルース、「大時計」のエルザ・ランチェスター、「若草物語(1949)」のエリザベス・テイラー、ベン・ウェブスター、J・パトリック・オマリーらが共演する。(引用:映画. com)
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