Paula

ネイビーシールズ ラスト・ソルジャーのPaulaのレビュー・感想・評価

3.0
Mirko: I don't know if things happen
   for a reason. If it's fate, destiny,
   or the hand of God.

これに付け加えるならグリーンや気難しそうなアリストテレスおじ様よりは、人類史上最もお色気満載のマリリンお姉さまの方が印象に残っている。
“I believe that everything happens for a reason. People change so that you can learn to let go, things go wrong so that you appreciate them when they're right, you believe lies so you eventually learn to trust no one but yourself, and sometimes good things fall apart so better things can fall together.”

本作について嫌な言い方をします...
出だしの部分の素人まがいな役者さんによる緊迫感の演技が、この映画を観るのを止めようかと... 低予算の映画にはもちろん現地ではロケはされず "囚人の湖" として知られるコンビクト・レイクで撮影されている。それと『ダイハード』とクリソツなシーンも!?

子供を救う映画としたら、実話をもとにしていると言われる『Sound of Freedom』の方が評価が高いとされている。それもそのはずで戦争映画のほとんどがプロパガンダとされ、この映画もしかり敵の頭目(コマンダー)がビン・ラディン風であったり、ムスリムが非人間的な人もいるように描くのは動画してるぜ?

とどのつまり本作『ネイビーシールズ ラスト・ソルジャー』はミケルセンの『Arctic』ほど馬鹿げた人のカタルシスを満足させる終わり方をしている。
だから結局のところ、マリリンさんが言うように

"Sometimes good things fall apart
so better things can fall together."

となりますってか?

ただし、こんな映画でも一番の救いは、ゾーイ役のアシーナ・ダナーさんが大人たちよりも自然な演技をしたことでした。
Paula

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