ギャレス・エドワーズ監督
ジョン・デービッド・ワーシントン主演
AIと人間が共存している世界で、AIにより核のスイッチが押され、世界はAIを壊滅しようとする人間と、共存し続けようとする人間に分断されてしまった。
機械＝AIという形がなんともレトロフューチャーな感じだ。それがアジアの雰囲気と相まって、面白い世界観となっている。
とはいえ、どうしても、造形物や機械の形状が、攻殻機動隊に寄っている気がして、しかたないのですが…ストーリーとしては、AIと家族同然の関係となった時代に入ると、こんなに日常的に親密になってくるのかな？と、すこし未来を感じてしましました。
映画的には、派手なVFXや、ロボットの破壊力など迫力あるVFXも多かったので、それなりに楽しめましたが、まぁ、それなりに、違和感を持たせる工夫が、面白かったです。SWそっくりとか、主人公腕、さっきのシーンついてた？みたいな・・・
客観的に人間らしくふるまう、AIやアンドロイドが人間の周囲に、近い将来現れる時代が、くるのだと思いますが、なんでも、かんでも、戦争や分断に使われるのは、いかがなもんかと思いますけど、ラストに、主人公が分かれた奥様シミュラントと出会うシーンとか、結構、涙しそうなシーンでしたね。
最後の展開が、グダグダっとなってしまった感じがしましたけど、兵器としてのAIに目覚めないように、クリエイトしていただきたいと思う一人の人間でありました。
まぁ、人間は、もう、進歩しないんだと思うので、あしからず。
