ナイトアウェイク

ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦 フリーザに挑んだZ戦士孫悟空の父のナイトアウェイクのレビュー・感想・評価

4.5
以前、チルドの短編に間違えて記録してたから、こちらに再編集。

ギャグなし、完全シリアスで、私が求めるドラゴンボール像。ビルスから始まった新劇場版も、こんな作風でやってほしかった。

90年代のドラゴンボールって、例外なくこの絵の質。でも、私はすごく好き。悟空ちゃんのパパ、超カッコイイ。下級戦士から、他のサイヤ戦士を出し抜くまで強くなったところに、下級戦士の意味が分からなくなるけど…。

それはいいとして、文句ない作品。
スペシャル版とは言え、これがテレビアニメーションの質とは思えない出来。本当にびっくりする。他のドラゴンボール劇場版よりもずっと深い内容とドラマだし、とにかく面白かった。
フリーザの宇宙船に向かう場面は、もうシビれて仕方ない。

フリーザ軍って、地球じゃ考えられない科学技術があるんだから、サイヤ人が生まれてすぐ、遺伝子レベルからの分析でどんな人間なのか分からないのかしら?
下級戦士ってもう下級扱いされず、未知の可能性を秘めた福袋だと思うんだけどなぁ。実はブロリーと同じで、特殊な区分けを必要とする戦士とかなんとか。そりゃ弱い星を予め選んで送って、強くなってから合流させれば、まぁ並みの戦士にはなるでしょう。
誰でも。

生まれた時の戦闘力だけじゃなく、一応戦えても三流にしかならず、使いものならないクズ戦士が下級なんだ!
と、しないと、なんかなぁ…。

この作品での悟空ちゃんのパパは、どうあってもカッコイイ。今は安売りされ過ぎて、超サイヤ人4にもなるし、なってもいいけど死んだ人間をこき使い過ぎ。
この作品は、とても好き★

スピンオフとして、最高の作り。
[キサマの運命も!]の、この瞬間の構えが最高過ぎる。
味方も敵も、ボスもザコも、嫌いなヤツが一人もいない。頭の悪そうな予備のサイヤ戦士も、嫌いじゃない。
(^o^)

記録。