このレビューはネタバレを含みます
ブラッシュアップライフを観た後に安藤サクラ繋がりで視聴。
安藤サクラの演技が好きすぎる。
ネリ、ジョー、曼荼羅、高城、林田、胡屋・・・等など、それぞれの役作りがとても良かった。あと「この世界が悪い夢や」とか「いかつい顔だな、極道の美容整形か?」とか、何気ない台詞が面白かった。天童よしみの台詞「なめたらあかん」には笑った笑
ジョーはずっと孤独だったのかな。血は繋がってないが、ネリが唯一の心の拠り所だったのかもしれない。だからジョーの最後が悲しすぎた。
「クレイジージョーは僕と同じクレイジーな事考えとるか?」
この台詞が後に繋がってくるとは・・・。
ネリを車に押し込むまで、ジョーの計画を隠し通した曼荼羅にも泣けた。
ただ、台詞が少し聞き取りづらくほとんど序盤は流し見してしまった笑
人によっては中盤まで退屈かもしれない。
あと胡屋はもっとこの映画の展開に深く関わってくると思っていたのだが、案外そこまででは無かったのが個人的に残念。
確かに重要な役ではあるのだけれど・・・。
ネリの元彼(?)という設定や、女性と部下の扱いの酷さ、あやしげなビッグビジネス等、悪役としては期待しかない要素満載だったのに笑笑
あと最初の方に西成で歌ってた女性の方、以前YouTubeで観た西成のカオスなショート動画で"糸"を歌っていた人に声が似てるなと思ったら、本人だったww
調べたら坂田佳子さんっていうジャズシンガーだったのね。この人を起用しようって思った人センスありすぎ笑
"禁じられた遊び"みたいな音楽も情緒があって良かった。