名探偵ポアロ：ベネチアの亡霊のyagonのネタバレレビュー・内容・結末

ドルビーシネマにて鑑賞。原作未読。
ポワロvs亡霊。下手なホラー映画よりもホラーで、特に前半は割と怖かった。時折聞こえる子供の歌う声が劇場全体を駆け巡っててゾクゾクした。
毒盛られて幻覚・幻聴を聞くようになったポワロがだんだん弱気になっていくのがちょっと可愛かった。
レオポルト少年が今回の登場人物の中で一番大人びていたと思う。多分母親もいなくて父親だけが信頼できる身内だったのだろう。10歳だがポーの作品を好む彼に幸せが訪れてほしい。
ベネチアを舞台にしなくても正直良かったと思うが、OPとEDで綺麗なベネチアの風景が見れたので良き。