原作は未読、デイビッド･スーチェ版ドラマは視聴した上での映画鑑賞。
ドラマ版と話が違うことはまぁいいんだけど、どうも動機が弱い気がした。
そんな不確定な状態で殺人しちゃう？その執着そんなに簡単に沈められる程度のものだったの？という気持ちに。
ドラマ版が好きな身としてはポアロが孤独すぎて悲しくなる。
オリバーとももっといい関係だったじゃん！こんなに独りにすることないじゃん！ヘイスティングスとか出してくれよ！となった。
ただ画がとんでもなく良かった。
真夜中が舞台なので画面は暗めだが、亡霊の名を冠しているだけあって、ホラー要素が強めでいい。
フワフワとしたカメラワークなど独特な画が印象的。
全てを理論で解決したラストのあの演出、大好きです。
