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春画先生のimpreのネタバレレビュー・内容・結末

春画先生(2023年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

完璧な脚本!前半、柄本佑の言動、存在がキモすぎて、これはコメディにはならないよと思いながら見てた。しかも貴重な春画の持ち主に弓子が体を売りに行く前、先生が「この世には鬼畜な人がいるんだよ」と言い出して、「鬼畜なのはお前らだよ」と言いたくなるくらいやばい倫理観の映画だなと思ってたら、その後の展開で全部ひっくり返された。弓子が先生にされたひどいことを全部やり返し、しかもそれが2人をさらに結びつける。トリュフォーや増村と比較するコメントがホームページに載ってたが、それ以上の愛の映画なんじゃないかと思った。
あらゆる感情表現、運動が面白い。特に回転ベッドの上でのメロドラマ。
塩田明彦は本当にすごい監督だと思った。
ただ柄本佑が最後まで罰が当たらず若い男の子とそういうことしようとしているのは許せなかった。
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