なち

哀れなるものたちのなちのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.5
数少ない貴重な友達とリモート鑑賞。
GWは暑そうなのでどこにも行きたくありません、なんならGW明けが仕事忙しいのでGWは引きこもりたい。



川へ身投げをした女性(エマ・ストーン)、その遺体を見つけた天才外科医。
女性は妊娠しており、女性は亡くなっていたが胎児はかろうじて生きていた。
天才外科医は胎児の脳を亡くなった女性に移植し、女性を蘇生させることに成功する。
そんな胎児の脳を移植された女性が世の中を知り、自分は何者かを知り、どうなりたいか、どう生きたのかを描いた作品。



なかなか倫理観がどこかにいっている、良い意味で楽しい作品だった。
エマ・ストーンの全裸が拝めます。

背景とか風景にあまり現実味がなく、そういう作り方をしているんだろうなと思いつつ前半はとても不思議な映画を見ている気分だった。後半でちゃんと疑問やらいろいろ回収してくれて、最後はなるほどーと気持ちのよい終わり方をしてくれてとても親切。

良くも悪くもかなり性に振り切れた作品だけど、それよりも道徳とか倫理とか哲学あたりが強めなのでそのあたり詳しい人は楽しいんじゃないかな。

胎児の脳を移植された女性を演じたエマ・ストーン。体はエマ・ストーンだけど脳は0〜3歳児(作品の序盤)という設定、かなり演技力高かったと思う。すごい。

2度は見ないかもしれないが、個人的には結構好きだった。
なち

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