哀れなるものたちのAkameriのネタバレレビュー・内容・結末

上手く整理できないが、とんでもない映画を観た。

あのエマストーンだぞ。しかも今時こんな生々しく描写することってあるのか。
トップレスになる俳優はいるが、はっきりとヘアまで写っている。しかも娼婦として何人とも絡む。
事前情報無しで観たため、とてつもなく驚いた。

単にサービスシーンとしてヌードがあるわけではない。
本作はファンタジーの世界だが、ベラならこう行動する、その結果こうなる、ということを出来る限りリアルに描いた結果なのだと思った。
駆け落ちしたならファックしてるよね。これを言葉だけで説明しても納得はできるが薄っぺらい。しっかり描写することで人間味、現実味が増す。娼婦についても同様。
目を背けたいようなシーンを生々しく描写することでしか表現できない世界がある。

絡み以外の演技もすごい。スクリーンで輝いていたエマストーンではなく、ベラなのだ。

カメラワークや色使い、音楽も独特。
魚眼のようだったり、玉ボケを目立たせたり、鍵穴から覗いているようだったり。

ラストは笑顔。でもとても怖い。
ベラ以外も含めて「哀れなるものたち」なのだろう。

もう一度観たいがDVDやサブスクは規制されそう。