かわ1970

哀れなるものたちのかわ1970のネタバレレビュー・内容・結末

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

凄いものを観たな!って感じ。
情報を殆ど入れずに観たが、最初から最後まで目が離せなかった。

グロいシーンやエマ・ストーンの濡場が多いらしい事はなんとなく知っていたが、ここまでとは?(^^;;。

自分の子供の脳が移植された女性が、外の世界に触れながらすごい早さで成長するストーリー。
目を背けたくなるシーンは初め多かったが、色がついてからの話はむしろ痛快な所が多く、気がつくとベラに感情移入している自分に気付く。

大人が赤ちゃんの行動をするとあんなにヤバいのかって思い、子供になってからも危なっかしくて観てられないのだけど、本や外の知識人達との交流を経て、どんどん知性を吸収していく所が観ていて心地よかった。

大人と思えていた男が、急に幼くつまらない存在になっていく所、元旦那の所へ行き、過去の自分の気持ちを確認したり、元旦那(父親でもある!)との対峙と対決、自分を作ったゴッドに対する複雑な想い等、色々な人と語りたいけど、子供にはまだ勧められない(^^;;。

それにしてもエマ・ストーンの体当たり演技には驚いた😳。
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