くう

哀れなるものたちのくうのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.2
シュールアートの絵画展へやって来て、美しくて奇妙な絵をずっと見続けているような作品だった。

1人の女性が赤ちゃんから独立した大人に成長する姿を描きつつ、歴史上の「女性」の存在と地位の変化を描いているようでもある。

マッドサイエンティストのゴッドはが心を込めた作品の成長記。


60%は性、10%は暴力、30%の愛。「哀れなるもの」とはよく出来た邦題。

エマ・ストーンが子供から大人へ……というより、猿から才女へ変化していく様子が美しく、素晴らしい。


先行上映(2024/1/19)
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