アキ・カウリスマキ監督の長編第3作にして、労働者3部作の1作目、アキ・カウリスマキの世界にハマってしまうのがよくわかる。
何というか、やり過ぎてはいないけど、センスがあって、ゆるくて心地いい、という最高によかったやつ。
カウリスマキ作品の常連、マッティ・ペロンパーとカティ・オウティネン主演による、ちょっとひねった大人のラブストーリー。
セリフは極端に少なく、主演ふたりも感情を表に出さず無表情、無機質な雰囲気、淡々と描いているので、鑑賞時間も短い。
それでも尚これだけのものが表現出来ていて、かなり残るものがある。
いいわー