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瞳をとじての人間のレビュー・感想・評価

瞳をとじて(2023年製作の映画)
4.0
『ミツバチのささやき』と『エル・スール』よりもスペイン内戦に言及しているシーンは少なかった気がする。今作では『ラ・シオタ駅への列車の到着』の引用(?)やドライヤーについて話すなど映画の過去と記憶をなくしたフリオを並行させながら(見つかったかは置いといて)失われたものを探す流れだった。正直ストーリーについては分からない部分が多かった。印象に残ったシーンはミゲルと記憶をなくしたフリオがペンキを塗るシーンとその後の食事。記憶をなくしているはずのフリオがミゲルと共鳴しているかのようだった。この作品を映画館で観れたことは本当に良かった。あと犬かわいい

43(2024)
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