スカラ座の音楽監督就任という数十年来の夢が間違い電話でしたってのは、老いた父マエストロには酷だ。。
確執云々抜きにしたって、板挟みとなった息子マエストロも気の毒。スカラ座側が訂正&謝罪するのが筋でしょってずっとモヤモヤしていました。
ラストのサプライズも唐突だし、そんなのアリ?(TARの記憶が新しいので一瞬ぎょっとしました笑)
もっとコメディ寄りだったらいろんな無理も受け入れられたのかな。
不満点ばかり書きましたが、親子且つ同業者の複雑な愛憎の行方に最後までハラハラしたし、何よりオーケストラの演奏シーンにたっぷり時間を割いてくれるのが嬉しい。名曲の数々に聴き惚れました。