ベルばらではマリー・アントワネットをいびる娼婦あがりの女として描かれていたデュ・バリー夫人だが、実際は知的で機転のきく女性だったようだ(でないと王の心を掴めないよな)貧しい娘から高級娼婦へのしあがっていくが、国王も日本のヒヒオヤジと違ってジョニデ!遊び心のあるダンディとして描かれ、そりゃあ恋にも落ちる。
マリー・アントワネットとの関係がそんなに劣悪でなかったことも意外だったが黒人従者が実話だった事に驚いた。調べると当時は珍しいペットみたいな感じで黒人従者を連れているのが一種のステータスだったらしい。悪趣味だが双頭の鷲や哀れなるものたちでも確かに黒人従者がいた。
衣装が豪華で当時の貴族たちのきらびやかな世界が再現されている。