四月になれば彼女はのbetterのレビュー・感想・評価

川村元気×佐藤健ユニバース 3作目
愛について死生観や哲学的アプローチで描いてるけど物語としてはあまり面白味がない
実写版「秒速5センチメートル」みたいな雰囲気は纏ってるんだけど作為的で張りぼてなのが川村元気 作品の共通項って感じ
とはいえ愛というか人間関係の本質は捉えていて人は手に入ると"あの頃"の感情を忘れて努力を怠るようになるというのは的を得ている
ともさかりえ演じる同僚の『今の時代、皆どっか病んでるんだよ』が本作の真髄だと思った