高校生スポーツ青春映画はやっぱりいいな。展開も結末もおおよそ想像がつくけど、ひたむきに競技に打ち込む姿の瑞々しいこと。しかもこれが実話なんだって。見終わって清々しい気分になって元気がもらえる。こういう映画やドラマでは大抵女子との淡い初恋ストーリーが付くけど、それが一切なくてあくまでもバスケだけに焦点を絞っているのがよかった。家族の物語もあるけど軽く触れる程度で本筋の邪魔にならない程度だった。この映画の主役ってコーチだけど、選手たちもキャラが立っていた。気持ちのいい映画だ。よく分からなかったのが、大会の前日に他校のチームに移籍(引き抜き？)っていうのがあったけど、転校したってこと？ 韓国の高校ってそんなに簡単に変われるものなんだろうか。
その後パンフレットを読んで納得した。日本と違って韓国の高校の部活はエリート育成のための少数精鋭機関で、バスケ部のある高校は全国で30校くらいしかないらしい。だからスカウトも引き抜きも当たり前にあるそうだ。
