ベイト

ドラキュラ/デメテル号最期の航海のベイトのレビュー・感想・評価

3.7
吸血鬼映画としては○ ホラー映画として観ると△な惜しい作品。

初めて吸血鬼映画を視聴したので基準は分かりませんが、ドラキュラが魅力的に描かれていたので大変満足しました。

しかし、問題点も多かったです。

一番の問題は、狭い船で完結する物語なのに長すぎて飽きます。

何故か、弱点や居場所が判明しても、昼に対策や行動を起こさず描写がカットされ、画面が真っ暗な夜に堂々と甲板を歩いて襲われる繰り返しなので、マンネリ感が凄かったです。

そして、もう一つ。

ドラキュラが魅力的だと言いましたが、序盤〜中盤は全く魅力を感じられませんでした。

知性を感じる設定はあるのに、現れるのはバイオハザードの怪物やエイリアンの様な、本能で動く化け物だったので、終盤まで違和感がありました。

不満も多々ありましたが、十三日の金曜日やエイリアンなどの、シンプルなホラーが好きな人や、吸血鬼映画を全く観たことがない人にはオススメできる作品だと思います。

グロ度 10/1 ※暗くて分かりづらい
ベイト

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