まよいマイマイ

落下の解剖学のまよいマイマイのレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
3.8
エンタメ要素のある法廷ミステリィと思って観に行くと肩透かしをくらう。予告もそれっぽいつくりなので肩透かしをくらう人は多いのでは。

冒頭15分くらい、導入部が素晴らしく期待値高まったが自分もエンタメ要素ある法廷ミステリィと思っていたので終盤まで'なんか違う'感があった。

終盤、息子で盲目の少年が法廷に立ち証言をするあたりからラストまで観て、映画全体を振り返ってみると、あらゆる視点、証言によって解剖された家族のなかの息子である少年の物語に感じられた。

なんともいえないラストだが犬には終始癒された
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