PERFECT DAYSのくろぴーのレビュー・感想・評価

東京。
トイレの清掃員として働く平山。囲まれる多様な人物の様相とともに、その過去が明らかになる、、
繰り返される淡白な日々だが、本人はその日々を楽しんでいるようだ。
平山含め、登場人物たちの人生は多くは語られない。
伏線未回収の部分もたくさんあるが、それこそ人生というものだろう。
伊集院静「人はそれぞれ事情を抱え、平然と生きている」
その言葉を思い出した。

淡々とした描写が多いが、なぜかずっと見ていたくなる。役所広司の素晴らしさを実感した。