＜病気との向き合い方をスターに学ぶ＞
誰もが知る大スターのマイケル・J・フォックスが、パーキンソン病になってしまう。人に知られないようにひそかに薬を飲みながら闘病するのも辛かっただろうが、なにより人生をかけてつかんだ仕事を断念するのはもっと辛かったろう。
でも、彼はあんまりこのことについてぐちぐち言わない。同情をえようとすることなんか何も言わない。それどころかインタビュアーや視聴者を笑わせてくる。
コーラのくだりなんか、笑っちゃ悪いのかなと思いながらもやっぱり笑った。おかしい。
若い頃からの明るくて人を楽しませていた性格は変わっていない。人を楽しませて、自分も楽しんでいる。
人は誰でも病気になると、たとえ風邪くらいでも、ちょっと気力が落ちる。重病ならいかばかりか。もちろんマイケルだって落ち込んだのだろうけど、いつもの彼の姿勢を失ってないのはすごいことだと思う。
家族にも恵まれて財産があるせいもあるだろうけど、簡単なことじゃない。
