海水

白鍵と黒鍵の間にの海水のネタバレレビュー・内容・結末

白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

母が亡くなってから外出もままならなくて映画館にもずっと行けてなかったんだけど、友人の撮った映画なのでがんばって都合をつけて久々に劇場に観に行きました。
わたしは映画ってあんまりストーリー知らないまま観たい派なのて敢えて予習して行かなかくて、不思議ー、なにこれーって思って観てたらあれなのね。一人の男の話なのね。てっきり二人いるもんだと思って観てしまってました。あと、面白キャラで出てるのも友人なのですが、かなり痛そうなので早く救急車呼んであげて欲しかったです。なんかわたしにとっては懐メン(同級生)が続々出てて面白かったけど、一番良かったのは男闘呼組高橋さんでした。やっぱミュージシャンはミュージシャン界隈のノリがわかってる感じ。

で、観に行った1ヵ月後に今度は監督と役者の福津くんがわたしの東京のライブに観に来てくれて、終わった後ワイワイ飲みました。あの変な方言は監督が作った架空の方言で、発音からイントネーションまで全て監督が録音したデータを役者に送って、これと全く同じに言ってくれ、っていう演出だったという裏話をききました。ふふふ。相変わらず変態やな。主演仮面ライダーだったよね、と言ったら「あいつ俺らの後輩よ」だそうで。

そしてこれは映画とは関係ないんだけど
歌手でありギタリストであり芸術家なわたしをわかってくれる人が全くいないところで、毎日孤独にたたかいながら家族の世話とかしながら生きてきて、昨年は母も亡くして特に辛かったんだけど
超絶久しぶりに仲間に会って、忘れかけてた昔の話して笑ったりしながら、お前って昔からそういうやつだよなー、とか言われて、久々に息が出来たような気持ちになりました。泣きそうな位嬉しかった。
海水

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