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ミッシングのmayuのネタバレレビュー・内容・結末

ミッシング(2024年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

2024/05/01(24-15)

大阪プレミア試写会にて。
石原さとみさんが来られるということでずーっと楽しみにしていました。
目の前でずっと目を凝らして見ていたけどスクリーン越しに見ているようなそんな感覚でした。終始ニコニコされて可愛かった…。
命懸けで取り組んだ作品、7年前に監督に逆オファーしたと聞いてどんな作品か期待値が上がりました。

実際、今までにない石原さんの姿でさっき登壇されたイメージとは全く異なり、完全に沙緒里でした。(それでもやっぱり綺麗でした😭)
娘が失踪した焦燥感がひしひしと伝わってきたのに対して夫はなぜか冷静で…なんでそんなに冷静でいられるの?と私も同じ気持ちだったけど男と女の違いかな。沙緒里を責めることなくずっと寄り添ってくれて沙緒里にこの夫がいてよかったと思えた。
弟は最初本当に気味が悪くて疑ったけど弟もたまたまの不運が重なって、被害者になっていた。メディアってなんなんだろう。
どこまで報道するのかの境界が難しい。
いたずら電話のシーンは圧巻でした。希望から絶望の瞬間…。僕は事実を撮りたいだけですから。その事実が面白いんだよ。という言葉を思いだす。

2年後と書かれていたが、その2年の間はどんな地獄だったのか…1日も忘れることはなくどうすることもできず…。
石原さんが言っていた最後の一筋の光を私はまだ探しています。
沙緒里夫婦はきっとこれからもビラを配り続けるんだろうな。
mayu

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