メル

窓ぎわのトットちゃんのメルのレビュー・感想・評価

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)
3.9
クリスマスの余韻に浸る間も無く年末年始の準備に追われる日々ですが、近場の映画館で観ることができラッキーでした。

色々な意味で心に染みる作品でした。

小学1年生で「トラブルメーカー」を理由に放校を言い渡されたトットちゃん。
彼女のちょっと変わったところも「個性」として認めてくれたトモエ学園の存在の大きさと、入学を受け入れてくれた時のご両親の安堵感が良く理解できる。

どんな時代でも大事なことはあまり変わらない、それが画面を通して伝わってくる。

子どもの目を通して描かれる戦争が、観ている大人の目には今他国で起こっている悲劇と重なり平和に過ごせる毎日に改めて感謝する年末となりました。

声優に有名俳優が使われるのは賛否両論だとは思いますが、どうも俳優の顔がチラチラと思い出されて個人的にはそこが少し残念でした。

今年も皆さんのレビューを楽しく読ませて頂きました。どうぞ良いお年をお迎えください。
メル

メル