「正気と愚行とは まさに紙一重だ」
イタリアとアメリカで起こった、若者を狙った猟奇殺人事件の真相とは。
警察がそろいもそろってドジじゃなければ成立しないサスペンス。あの至近距離で銃撃って外すか!?
しばらくは細々したエピソードがとっかえひっかえ描かれ、なかなか全体像が掴みにくい。
ようやく徐々に繋がり始めると、こんどは「あれ? あのシーンは何だったの?」という、伏線かと思いきや、実はどうでもよかった無駄エピソードがチラホラあったことに気付く。
そして、モーガン・フリーマンは脇役。そもそも彼ほどの大ベテランが、何で本作に出演したのかが謎。
そして最大の謎はラスト。何あれ? 本当に、何あれ??