助ベージュ

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミーの助ベージュのレビュー・感想・評価

4.2
バリ怖ぇぇぇえ!!
故に、むしろ、だからこそ、逆に、
広く見て欲しい映画!!

単的に言えば「ドラッグ」
米映画あるあるの知人の知人が集う乱痴気ホームパーティ。
その「ドラッグ」描写を「交霊術」に置き換えた作品。

母を亡くし、父との関係も上手く行かず、家族ぐるみで仲の良い親友と件の儀式のパーティへ。
仲間内からもちょっと疎まれていて、本人もちょっと自覚がある。
その為、その場のノリから外れないように「誰からやる?やりたい人いる?」「じゃあ、私やっちゃおうかな〜✋」「フーーーー☝️」とカッコつけ悪目立ち。
孤独を埋めるための一時その場の悪ノリ。のつもりが、
どんどん悪い方向へ――

こんぐらいだったら大丈夫じゃね?(憶測)スリル。
全然大丈夫じゃない。

日本人には幸い距離感が遠い「ドラッグ」。遠いからこそチャンスや興味は薄いものも、「使っちゃいけませんよ。一時"気持ち良く"なっても"その後"が――」。と正直リスク教育も薄く感じる。
ある種の「ドラッグ使用の可視化・映像化」として教材級。(使った事無いから知らんけど)

勿論、第一にエンタメとして面白く、
ジャンプスケア(「…ワッ!」系ビックリ演出)も少なめで上質。
助ベージュ

助ベージュ