中々、評価の難しい映画ですね…尤も、これぞフランス映画、とかって思ったりもしますケドね～～直近で私が「最も評価（すること自体）が難しい」と感じたのも、例の『TITANE』だったりするのですし。
ヘンリー・ジェイムズの（難解だって評判の高い）短編作品が原作という今作、言いたいコト＆やりたいコト（＝監督の望んだ「やり方」自体）ってのは端的に結構好く分る・伝わるのですケド、其処彼処でソレにイマイチしっくり来ない（＝イマイチ共感できない）って感覚もまた在りまくるのでして、でも、じゃあどーしたら・どー変えたら（より）好かったのか、と考え出すと、別にもっと正解に近かっただろうモノってのも正直見つからない…みたいな感覚が有るのですよね。例えば全体の尺とか、観終わって直後は「（コレなら）もうチョイ短くても…」と思いつつも、スグに「まァだからこの雰囲気に仕上がってるワケだし…」と思い直してしまったりもして、一度考え始めると殆どあらゆる側面においてそーいうコトになってしまいそーな感覚（不安）も有りまして、なんか不毛そーな気がするのでモ～このレビュー書いて考えるのを止めちゃおうかと思います。ソレでも興味が有るって方は是非今のうちに…（そのうちサブスクからスグ消えると思うので…）
※コレだと、原作小説を読んでから再見するのも好いかもな…と思ったのですが、ちょっと探しても（エラく値の張る）古本しか出て来ないのですよね。。図書館で探す、とかしか術が無いのかな。。
