いち麦

逃げきれた夢のいち麦のレビュー・感想・評価

逃げきれた夢(2023年製作の映画)
2.0
定時制高校教頭の末永は長い間、本音で人と関わることをしてこなかったのかも知れない。認知症になった自分の行く末を考え周囲との関係を修繕しようとするが、どうもうまく行かないようだ。

ほぼ、光石研の演技をずっと見続けていただけで物語は大きなうねりも無く萎んでしまった。認知症初期の設定と窺われたが、それにしても腑に落ちない描写が幾つかあって引っ掛かった。何人かの女性キャストの台詞が聞き取れなかったのも痛い。残念ながら自分にはタイトルの意味が最後までよく分からなかった。
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