『おのれの利だけを貪れば
勝負に勝つ事は出来ない。』
元ネタになってる講談?落語?
についての情報ゼロで鑑賞。
映像作品としてのクオリティは
直前に鑑賞した鬼平とは段違い。
役者さんの存在感や魅力も本作
の方がはるかに『強い』。
格之進の困ったちゃんな部分と
憎めないいいひと感はつよぽん
そのものに感じる😆
人情噺と復讐譚をミックスさせ
るトライも素晴らしい。
仇討ちの話が本線になるまでは
滅茶苦茶楽しんで観てました。
でも仇討ちと長屋モノの合体は
成功してなかった、ような😅
穏やかだけど拘りが強くて結局
他人に迷惑をかけまくる駄目な
親父だけど憎めない格之進さん
と源兵衛さんとの交流は👍
つよぽんもいいが國村隼さんが
優勝でしたねー。
なだけに仇討ちやお絹ちゃんが
身を擲つ行動の中で荒んでいく
格之進はあまり魅力的にかんじ
なかったかも😅
謹直に勤めたが故に人に迷惑を
かける云々も浪人の格之進しか
知らない観客に急にそんな話を
されてもなー感が😅
格之進を陥れたにっくき仇を
演じた斎藤工さんはカッコいい
けど過去の衝突で囲碁でも喧嘩
でも負けてるので最後の勝負も
盛り上がりようが無いカンジ。
ゴア味強めのチャンバラとか
時代劇でも最強ヒロインだっ
た清原伽耶とか好きなところ
もいっぱいありましたけれど
お話には少し乗り切れなかっ
たかなー。