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碁盤斬りのyadokariのネタバレレビュー・内容・結末

碁盤斬り(2024年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

予告編を観て面白そうかなと思ったが予告編を超える面白さはなかったような。藤原周平の映画を期待したのだが、原作者が違った。

まず草彅の演技は過剰過ぎるかなと思った。そして悲劇になるかと思ったらご都合主義のハッピーエンドだった。娘が女郎屋で金を必要として入ったのにあっさり出てきてしまう。父の侍は約束を守れなかったのであるから、そこが甘すぎると思った。その前に抜け人の女郎をリンチしているわけだし。情なのか。また國村隼の商人は悪役の方が良かったかな。とちゅうで「ヴェニスの商人」みたいな話になるのかと思った。そういう感じでは喜劇仕立ての方が面白かったかもと思える。草彅の侍に不幸ばかり重なるのに、ラストの展開がいまいちだったような。結婚でハッピーエンドにするなら喜劇だよな。放浪の旅に出るのは、続編とかあるのかな?
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