まつだ

幸運を!のまつだのレビュー・感想・評価

幸運を!(1935年製作の映画)
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35年の作品。鑑賞四作目。知られざるサッシャ・ギトリの世界へII@シネマヴェーラ渋谷のラインナップでは制作時期が古い方の作品だが、この時期の作品も良さげ。冒頭にbonne chanceを2回言ってた。何かの着信音にしたい。
宝くじを使いきる日数で割るまでは凡庸だけど、365かけるのはさすがである。
ルノワール?!って思ったらルノワールで、おしゃれがすぎるな。買えちゃうのですか羨ましい。
ある種の偶然によって結婚したり、男女が一夜を共にしたりする作品が多く思えるが、本作ではそのままBonne chance が常に二人の間で点滅する。多幸感ありまくりで1930年代に思春期だったらオールタイムベストに入りそうな匂いがしてた。多幸感!