エマーソン

僕らの千年と君が死ぬまでの30日間のエマーソンのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

初日に2回鑑賞しました(舞台も鑑賞済み)。辰巳くん浜中くん目当てに観に行きました。全体的なストーリーとしては、壮大な長い時の流れの中でも、現代部分のみにフォーカスしたことで、うまく凝縮されている構成だと感じた。
1箇所どうしても違和感があるのが、最後のクライマックスで、3人が海辺でまわし斬りしているところが、光陰→草介までが昼間で、舞(=とわ)から急に夜になっていたところ。
舞が刀を持ったところで一瞬にして時空が歪むような事が起こっていたようにも見えたけど、昼から夜へのシフトが繋がってない感じがした。初見だとなんであんなに時間がかかってるのかな、という感じがした。
パンフを読むと一番のハイライトシーンであることは理解できたし、草介の感情が高まっているところは迫真だった。終始クールで陰気な光陰の演技も安定的だった。舞の無邪気なかわいさと草介を包み込む温かさが対比的に描かれていて良かった。
そして、舞のストーカー役の方が怪演で不気味さが印象的だった。
光陰と草介は和解できたのか、続きが気になりました。