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僕らの千年と君が死ぬまでの30日間のmocaのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

草介、光蔭、とわ(舞)、八百比丘尼
複数回 観ていますが、観るたびに新たな発見があって、何度も観たくなる作品です。
最初は草介に感情移入していましたが、観るたびに自然と他の方の角度からも観ていて、それぞれに葛藤があるので、感情移入すると、どうしたらいいのか答えが出なくてとても苦しい。
でもたぶん私もとわと同じ選択するかなと考えたり。
草介に会えなければ生きていたって意味が無い。
それが100年にたった30日でも。
そして光蔭の孤独を想像すると計り知れない。
それぞれの役者さんの演技力もパワーも素晴らしいです。
草介が舞を見る優しい眼差しと迫真のシーンの時の瞳、光蔭の強い意志の目力と柔らかい表情の瞳、それぞれのこの差がたまらなく好きです。
多くを語らなくても1つのシーンだけで充分に伝わってきて、菊地監督 素晴らしい!と思いました。
映像も、海の煌めき・空の色の美しさ・月のパワーなど、とても綺麗なシーンがあり心が洗われます。
少しでも沢山の方に見ていただきたいですし、少しでも長く上映されるよう、広めて行きたいと思います。
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