ネトフリオリジナルにありがちな「雰囲気はいいのに投げっぱなし」な映画。終わり方しっかりしろ！
途中まではまあまあ面白い。テンポは悪いけど村の排他的な雰囲気のイヤな感じとか、父親の工場に潜む闇とか雰囲気はいい。地下室で地面が鼓動を打っている、みたいな描写はなかなか独特で気持ち悪かった。
あと夫がイクメン気取りのインフルエンサー、妻がケータリング業の経営者という設定もよかったかな。夫が子供の泣き声にノイローゼになっていく描写は終盤の父親と妻の関係と対になっている。
どんな風に終わるのかと思っていたら「？？？」となった。何か解決した？？いい話っぽく終わってるけど何も終わってなくない？？
あと妻の弟、あの状況でまだ生きてるわけなくないか。だって少なくとも見つかるまで一日は経ってるよね。出血多量で死ぬでしょ…というかそもそも実は生きていましたという描写いる？
雰囲気はよかったのに終わり方が雑すぎる。ネトフリあるあるではあるがもっと頑張ってくれ。
