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AIR/エアのkazuのレビュー・感想・評価

AIR/エア(2023年製作の映画)
3.9
1984年。経営難に陥ったナイキで、ソニー・ヴァッカロ(マット・デイモン)はCEOのフィル・ナイト(ベン・アフレック)にバスケットボール部門の立て直しを命じられます。しかしバスケットシューズ界では市場のほとんどをコンバースとアディダスが占めており、立ちはだかる壁はあまりにも高く。そんな中、マイケル・ジョーダンというまだNBAデビュー前の新人選手に目を付けたソニーは、周りに反対されながらも彼に社運を賭けた依頼をするのですが。。。

新作がこんなに早く配信されるなんて…あれれ?まだ、劇場で上映してるよね🤔

ともあれ感謝×2

世代の方なら映像の一つ一つが懐かしく感じる作品です。風景や小物、グッズなど・・・私も当時、少ないおこづかいやバイト代で買ったのはコンバースやアディダスでした。でも、この2社が買えないと国産のアシックスだったのでナイキは蚊帳の外だったかなぁ~

でもナイキの快進撃後は、エアマックス狩りが流行って社会的に凄いことに😵‍💫

作品的には、サクセスストーリーなんですが当時を知らなくたって問題なく楽しめる良作です!

マット・デイモンのおデブキャラも愛嬌があって良き。一応、これも役に合わせた肉体改造なんですからお見事です👏

この作品を観て知ったのですが、ジョーダンのママが良い意味で策略化で頭のいいこと。当時はいま以上に人種差別が強かったので、息子の今後を見据えてのマネジメントだったのでしょう。とにかく頭が下がります😅

スポコンもののサクセスストーリー『ラッシュ・プライドと友情 』や『ボルグ・マッケンロー 氷の男と炎の男』ほどの激しさはありませんが、選手目線ではなく企業目線の面白さが味わえる作品です🥳
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