夜明けのすべてのNemuimanのレビュー・感想・評価

漂白されきった世界が延々と映し出されていて、なんだかなー、と思ってしまう。
別に良いし、まんまと感動して何箇所か泣いたけども。
相変わらず映画バカうま人間が撮った映画、って印象。

受け渡すことと受け取ること。
優しさというものが、少なくとも人間が２人居なければ成立しないことを、物の受け渡しというアクションを軸に描いている。
これは斉藤陽一郎のカセットテープが30年越しに再生されることや、星の光が数百年かけて届くこととにもかかっているし、その都度感動する。

でもなー、って感じ。