伊藤かりん

夜明けのすべての伊藤かりんのレビュー・感想・評価

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
4.0
パニック障害とPMS(月経前症候群)の男女のお話

まず、予告を見ただけの印象だと生きずらい2人の恋愛映画かと思ってたんだけどちょっと違っていて、恋愛というかお互いがお互いの支えになって生きていく感じの作りになっていた

最初は恋愛映画見に行くぞ!のテンションだったので「なんか少し違うなぁ…」と思ってたのが正直なところだけど、中盤あたりからは気持ち切り替えて見れて、ラストはめちゃくちゃ暖かい気持ちになれる作品だった…!

気になるところがあるとするならば、PMSの事を自分が知らなすぎるのもあるだろうが、にしたって少し気性が荒すぎなのでは??と思ってしまう。
対するパニック障害の方は症状描くのが少なすぎなのでは??と思ってしまう。
もう少しいい塩梅で表現できなかったのか…

ラスト移動式プラネタリウムのシーン超最高 上白石萌音の声とプラネタリウムのシナジー抜群すぎる